裁かるるギャングウェイ

バイトして、と書いてみて最近この言葉で始まる日記多いなあと思うのだけど、とにかくそうなのだから仕方ないし、実は旅に出る前は今日が最後のバイトだ。2ヶ月間Oさんに会えないなんて!というわけでバイトで霞ヶ関ビルにおつかいに行ったのだけれど、昨日の例の子は霞ヶ関ビルでカレー(!)を売るバイトしてるので、いままさか霞ヶ関ビル?みたいに聞くと、「もう終わったから虎ノ門駅」と返ってきて、僕もちょうど虎ノ門についた瞬間で、すぐに電話するものも圏外。もう電車に乗っちゃった、と。映画だなあ。
こういうふうにすれ違っていくものよね人生って。と思いながら別の友達に連絡したら、ちょーどリクルートエージェントの内定者バイトで霞ヶ関ビルにいるとかで、お会いして1時間くらい話す。彼はパンクバンドでボーカルやってるんだが、3月に全国ツアーが決定したらしくたいそう喜ばしい。あと3本くらいリリースの依頼がきてるらしい。頑張ってる人の話を聞くとやっぱ嬉しい。でも「俺やっぱ会社向いてないわ。」と彼は言う。そっちの道でやってく気はないの、と聞くと、「やってる音楽がこんなだろ。金になるようなものじゃないんだよね」と。しかし「Touch and Go Records」のTシャツ着てたのだが、食いついてきたのはさすがに彼が初めて。!!!とかCocorosie、Rachel'sとか出してるレーベルだけど、さすがにBig Blackとかも輩出してるので、パンクからの支持も熱いらしい。そいつんち以前行ったときに(とゆうかインターンが一緒のチームで3月はほぼ毎日行ってたのだが笑)、2000枚くらい知らないバンドのレコードがあったので驚いたのを思い出す。ちなみにどのくらい金にならないかというとこのくらい↓真ん中で叫んでるのが彼(ボーカルの声聞こえないが)
KRIEGSHÖG-Grind the Enemy

そりゃ金にはならないだろうなあ。最近毎日のようにライブしてるようだけど。

というわけで僕はたいそう彼のことが好きなわけだし、彼と話してたら興奮して、仕事中なのも忘れて話し込んでしまったからたいそう怒られるだろうなあと思ったけどそうでもなく、こーゆうことできるんだったら営業もありかもね!なんて思う。そんでその日は先輩のお誕生日で、職場でパーティーが始まったからケーキ食べたりとかとっても素敵だなあ、こんなふうにみんなに祝われるなんて、なんて素敵な職場なんだろうね!と思いながら、じゃあまた二ヶ月後に、と涙涙で別れる。
そんでバイト後とにかく体が踊りたかったんだけど行く人見つからず、まあ渋谷に清水宏を見に行こうと思って行ったのだが、渋谷ついてみて気付いたらその日は『しいのみ学園』やる日で、『しいのみ学園』はとっても良かったのだけれども、こないだ見たばっかだからうーんどうにもモチベーションがねえ、と思ってそれこそ「清水宏を再見する」のかもしれないとか思いながらヴェーラに着くと、世界一かわいいあのこと偶然会って、それで迷ってた女の子をライブハウスまで送り届けて、じゃあ飲みましょうかといった感じで飲む。Sonomaとかいうライブハウスの下のラテンっぽいバーで飲んだのだけれど、そこの店員さんが大いに素敵で興奮する。まるで映画女優のような、デプレシャンの映画を見ているような錯覚を彼女に覚える。どひゃー
「ぼく映画撮ってるんですが、出演してくれませんか?」(べつに撮ってないし)