世界一の音楽たち

ここ数日ノロウイルスに苦しめられてました。12日の夜『硫黄島』を見て帰ってきてブログ更新し終わったあたりから急激な腹痛に襲われ、もう生死の境を彷徨ってました。きっと『硫黄島』でも何度か示唆されていた腹痛が移ったんでしょうね。一番驚くべきことは、人間って3日間も何も食べなくても生きていけるのだなあ、ということ。(しかも今まで1食抜いただけでもきつくなるこの俺が!)いやあ奇跡。
そんなわけでここ2、3日は1日中寝てたんだけど、今になってだんだん快調に向かってきて、あまりにも寝過ぎて全く寝れなくなってしまったので、まあブログでも更新しようかな、と(暇みたいじゃん)でも更新することもないので、ビデオキというやつを使ってみようと思う。

なんか過去にもCD買ったリスト(http://d.hatena.ne.jp/garuboru/20061121http://d.hatena.ne.jp/garuboru/20061009など参照)を載せていたせいか、最近ある人に「ブログ見てるとさ、まともなロックンロールばっか聞いてるよね」とか言われて、その場は「あー、そーすねー」とか適当に返しておいたんだけど、あれってもしかして馬鹿にされてたんじゃないかと今になって思い返してちょっとむかついたんで、ちょっと言い訳っぽく。
家では、日本でCD買えないような音源ばっか聞いているので、そん中から最近気に入ったものをいくつかリストアップしてみる。悔しいから全部ロックンロールっちゃあロックンロール系から。といっても何個もyoutube載せてもみんな見ないことはわかってるし(俺も見ないから)、3つだけに厳選。1つくらい見てはいかがでしょう。どれもこの分野じゃ世界一と自信を持って推せるレベルの3曲。テーマは、世界一。


Count In Fives/The Horrors

何だこれは!?サイケデリックにガンガン歪ませたギターとかキーボード。いやサイケデリックというかもはやホラー。バンド名通り、まじでホラー映画を見てるみたいなサウンドに驚愕して下さい。観客との空気の違いすぎに大爆笑。どっちゃにしろ昼間にやるバンドじゃないね。格好もまじでゴスの頂点だし。そして何より、「細い!」この病的な細さは、全盛期のフーですら見たことないよ笑 とりあえずこんな狂ったバンドは初めて。今年ナンバーワンの大当たりどころか、今世界で一番カッコイイバンド。CDは確か日本に輸出禁止になったとか笑 ありえないでしょう。そしてそんなバンドが今月20日に来日(あと4日じゃん!?)。さあチケットまだ間に合うのか…



We Don't Play Guitars/Chicks On Speed

こいつらはわりかし有名かな。最高にぶっ飛ぶ。自称”ヨーロッパのゴミ女”3人組。最近ブームのエレクトロクラッシュ?モード?いやここはあえてロックンロールと言わせて頂きましょう。もしくはエレクトロトラッシュ?ロックンロールを否定してギター弾いて放置してという立ち位置が「ロックンロールを破壊せよ」と唱えたMyloとも共通するけど、より内部からそう言い切る彼女たちは世界の全てをぶっ壊してもらいたい。女帝ですよ女帝。これ聞いた後じゃM.I.A.なんてダサくて聞けませんよ。ジェレミー・スコットデザインの衣装で踊り狂う彼女たちのライブには世界で一番お洒落なビッチが集うらしい。いま世界で一番俺が好きなバンド。



Pass This On/The Knife

とにかく今まで見た中で、最も目が離せなかったPV。別にThe Knifeの他の曲は好きでもないし、この曲も凄いっちゃあ凄いんだけど、まあそんなだし。でもなぜ目が離せなかったかは彼女ですよ。歌ってる人。なんか性的趣味が露呈する感じで嫌なんだけど、この病的な細さね。俺は病的な細さへの憧れかなんかがあるんだろうね。男でもやばいくらい細い方がかっこいいと思うし。いやでもこんな女性いたら全然ひきますよ、実際。細いことへ憧れはあるけど、決してタイプではないですから。いやあ個人的趣向で一曲のせちゃいました。


いかがでしょ。気に入ったのありましたか。今回は3つだけにしといたからまあ見てみてよ。どれも日本ではめったにCD売ってないバンド(チックスの3rd4thはわりかしあるかな)ですので、中古屋で見たら購入して、俺に売って下さい笑
そんじゃあノロウイルスと再び闘ってきます。んちゃ。

Vent

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99 Cents

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Silent Shout

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