さあ全国の中高生よ、今こそ立ち上がるときが来た!

<映画>

a)ストロベリーショートケイクス矢崎仁司
b)サラバンドイングマール・ベルイマン

あの御方が、大絶賛していたので見なきゃなあとはずっと思ってたのだが、やっぱり全然足が伸びず放置していた『ストロベリーショートケイクス』。連日の就活でだれていて、今日も朝9時から面接のはずだったんだが、10分くらい遅れそうになったんで、なんかもーいいやってなって映画見ることに(関係者の方々に深くお詫びします)。何見ようかなって携帯片手に迷っていた時に、『ストロベリーショートケイクス』のページを開いたら、17日までの文字発見。いい加減見なきゃなあ、でもやっぱ行く気しないなあとかぐちぐち悩む。そう言えばと思い出して、友人に電話してアミューズが水曜1000円のことを確認してようやく行ってやるかって気になる。ファーストショットを見るまでずーっと疑心暗鬼だったが、かなりの傑作。オールナイト明けなのに全く眠くなかった!徹底的に女性を女性として撮ろうとする矢崎さんに心底惚れる。日本のウディ・アレンだよ、あんたは(今作しか見てないけど…)。最近映画を見るときは、映画に出てくる女性がいかにかわいく撮られているかってことばっか考えてる気がする。スー・チー!!明後日までだよ是非。てゆうか一番笑ったのが、なんか村上春樹みたいな気持ち悪い顔のおっさん出てるなーっておもったら、そういえば保坂和志にそっくりだ、さっきまで保坂和志の本読んでたから凄い偶然だなあって思ってたら、エンドクレジットに保坂和志の名が。びびる。
それに比べて『サラバンド』。最初の10分間がかなり苦手で、『ストロベリーショートケイクス』のファーストショットの素晴らしさ(くだらなさ?)を見習えベルイマンっていいたくなるくらい苦手だったので、あー寝るなあ寝るなあとか思ってて、次に目を開いたときにはエンドロールが流れてましたとさ。ずっと見たかった映画なので、やっぱコンディション悪いときに映画見るべきじゃないなあって思う。絶対この悪いイメージじゃ再見しないだろうし。
大人しく、死ぬほど好きなデプレシャンの『そして僕は恋をする』をアンジェリカで見とけば良かった。絶対寝ないし。最近まともに映画評書いてないなあ笑




追記というかニュース(タイトルの意味はここね)
シネマヴェーラの12月9日〜の特集は『ヌーヴェルヴァーグはもうすぐ50歳になる』と題して、ゴダールの準代表作を中心にクロード・シャブロルエリック・ロメールなどの作品がひたすら見れる。皆さんほとんど見たことある映画だとは思いますが、劇場で見れる機会が少ない作品もあるので是非。
しかしシネマヴェーラが始まってから、中高生っぽいやつらが劇場に来ているところを未だ目撃したことがないので、今こそ立ち上がるべきじゃないでしょうか。だって昔の僕や彼や彼みたいな、中高生はいくらでもいるはずでしょう。ゴダールが劇場でしかも中学生なら二本立て500円、高校生でも800円で見れるのよ!レンタルと値段変わらないじゃない!さあ今こそ立ち上がれよ、未来の映画狂人たち。