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<映画>
a)百年恋歌(侯孝賢)★★★★★
ようやく見れた。とてつもない傑作。もう例のところで素晴らしい評が存在するので、何も書きはしないが。
1966年がまずもうとにかくやばいのだけれども、これほどまでに映画を見ている感触を体験できる時間は自分の経験で今まであったかすらあやしいくらいの40分間。1911年の美しさはもう筆舌しがたく、自由を求めた女→答えられない男へとカメラが移る瞬間はもはやもう!!さらに2005年のスー・チーが美しいこと美しいこと。間違いなくアジアで1番好きな女優になってしまっているからたまらない。侯孝賢の映画は初期の三本以外はたぶん全部見てるのだが(中原昌也の話によると『風が踊る』がめちゃくちゃやばいらしいが)一番好きなのは90年代侯孝賢(侯孝賢ベスト3は『ミレニアム・マンボ』『憂鬱な楽園』『フラワーズ・オブ・シャンハイ』…)だというどうしようもない駄目なファンなので、2005年も大好き。ああ幸せ。
しかし突如明日インターン面接が入ったせいで、ダニエル・シュミットオールナイトを諦めざるをえなくなる。最高の気分と最低のテンションが同居している。それにしてもスー・チー!!間違いなくDVDを買うだろう、未来の俺。