ただ君に今すぐに会いたい、と

起きたのは1時。なんかこんなのばっか。
相方とタイに来てから全く観光してないな、などの話をしながら起きる。もはやどちらの口からもチェンマイはおろか、バンコクからそう離れていないアユタヤのアの文字すら出てこない。なのに様々な出来事が起こっている。どういうこっちゃ。
完全にカオサンで沈没しています。カイロのときも帰れなくなるぎりぎりまで沈没していたので、なんかもうそうゆう星の下に生まれたんだと諦めます。
適当にカオサン周辺をぶらぶらし、フットサルみたりして、昼飯を食う。
そのあとこの旅初のネットカフェへ。理由はもちろんJoyにメールを送るため。ひたすら文面を考え考え考え、メールが完成したときには1時間以上経過していた。
自分でもこんな文章打てるんだという恥ずかしい文章だったが、最後の賭け。もしここで中途半端なこと言ってても、タイムリミットはすぐにやってくる。ならば押すしかない。
自分の中で明日までに返信がなかったら諦めてカンボジアへ向かおうと、期限を定める。精一杯のことはやった。あとは祈るだけ。ただもう1度会いたいから。
ネットカフェから出て、適当に時間をつぶし、夜飯を食いに外をぶらぶら。
部屋に戻りしばらくだらだら。そして10時くらいになっただろうか。また街はその体温を豹変させる。宿の中まで、街から流れ出す重低音が響く。相方といつもどおり軽く合図をして街へ繰り出す。
相方は、ぼくらと仲良くなった物売りの親子からアクセサリーを買い、アイリッシュパブへ。
そのライブの爆音に体を任せ、踊り狂う。考えても仕方ない。だったら考えない。
ただ全部忘れて踊る。