だってこのまま別れるなんてばかみたいじゃんか

garuboru2006-09-08

わかっちゃいるけどやっぱりこうなった。
気づいちゃった。
俺ら、夜のために朝昼を過ごしている。
もう気づいたときには時すでに遅し。今日もこうたさんと一緒にゴーゴーへいく約束をしている。食う寝る食う寝る、夜遊ぶ。廃人だね。でも正しいタイの遊び方。
朝はチャーハン食った、昼はトムヤムクン食った。タイは飯もうまい。でもそれ以外何したか全然覚えてない。
そんなわけで8日の夜。バンコクまだ4日目。
カオサンの近くにいいゴーゴーがあると聞き、それを必死に捜索したけど、見つからず。結局タクシーでまたパッポンへ。しかも同じゴーゴーへ。
最高に気まずい。Nokがいるんじゃないかと思うと、顔も上げられない。他の子を指名なんてできるわけもない。その点こうたさんや相方を尊敬する。こないだ一緒にいた女の子を簡単に捨てている(言い方は悪いが笑)
超美女のレディーボーイやそのゴーゴー1の美女っぽい女の子の隣に座りたいコールも受け入れることはできず、ただひたすらNokがいないことを願う。
こうたさんは笑いながらこう言った。
「だいちゃん恋しちゃってるじゃん。だめだよゴーゴーの女に惚れちゃ。そこは割り切ってビジネスライクになんなきゃ。」
そうなんですけどね。
しかもそこでNokがあらわれる。なんとか隠れようとしたが、Nokは俺の顔を覚えているし。忘れてくれてたらどんなけ楽なんだろうね。こうたさんは何もできない俺を見切って、店でよっかと言ってくれる。その言葉に甘えて、もうゴーゴーへは1年くらいいけない宣言。まだ時間も早かったのでカオサンに戻り、クラブに踊りに行くことに。
ここ、最初はバーなのだが、11時を越えたあたりから音楽がガチでかかり始めクラブに早代わり。ひたすら踊る。やっぱ日本のクラブよりも海外のが全然楽しい。みんなが狂ったように踊ってるから。
タイ人の女の子と肩を抱いて腰をあわせて踊ったり、ネパール人のでかいのとマイアヒーしたり、ドイツ人の美女に話しかけたりして楽しむ。ここでこうたさんから爆弾発言。なんと超シャイなゲイのかわいらしい男が俺のことを好きらしい。ゲイにガチで告られたのは初めて。どうしていいかわからずにいると、何度も服を引っ張ってくるので困った。
時間も1時近くになり音楽も最高潮に達するころ、あるタイ人の女の子と一緒に踊る。タイ人の女の子は耳元で僕にこう囁く。
「わたしの友達が、あなたのことをかっこいいだって」
「あなたのそのクレイジーなダンスに惚れたのよ」
なんて。そのこたちは女の子5人組で、それをきっかけに仲良くなる。Noi、Bee、Joy、Oii、Kittyの5人。彼女たちにこれから一緒に飲まないかと誘われたので喜んで飲みに行く。ぼくのことをかっこいいと言ってくれたのはJoy。タイ人というよりはまるで日本人のように見えるかわいらしい女の子だ。
というかどうやらタイでは俺はかっこいいらしい。なんかうすうす気づいていたのだがモテる。いまんとこ30回くらいハンサムとかキュートとか言われてる。もうタイに永住しようかな。
彼女たちと怪しい雰囲気のバーで飲んで、いろいろ話す。最高に楽しい。Joyはぼくに「リピートミー」と言い、タイ語を囁く。僕もその言葉を彼女に向けて繰り返す。意味を聞くと「I Love You」とか。まじで照れる。
3時くらいまで一緒に飲み、JoyとOii、Kittyが帰らなきゃいけないというのでバーを出る。ここから2時間ほどかかるというところに住んでいるという彼女たち。バーを出てバス通りへとJoyと手をつないで歩く。別れ際むっちゃ寂しかったけど、お互いに頬にキスをして別れる。
Noiはこのあたりに住んでいるといい、Beeは今日はNoiの家に泊まるらしいので一緒に夜食を食べる。どうやら話を聞いていると、明日みんなでボーリングに行くらしい。Joyも来るのかと確認して、なんかもうやけになってぼくはこう言った。
「I wanna meet Joy again」