ボヴァ、デュバリー夫人

<映画>

a)パッション(エルンスト・ルビッチ
 ●有楽町朝日ホールドイツ映画祭」にて。

大傑作。僕はルビッチが一番好きな監督だと最近自認してきて、となるとその思いはもう止まらず、ルビッチを見ているとあまりにも幸せになってしまうのでルビッチが大好き。だけどどうやらこの映画はシリアスな悲劇のようで、正直ハッピーエンドじゃないルビッチは見たくないように思われたけど、なんだこれ!凄すぎる。デュバリー夫人が男装して、昔の恋人だったアントレだかシャンタレだかが集まっているとこに行くシーンとかたいそう切なくて、結局そのあとはノンストップな悲劇といった感じでおいおい泣く。そりゃそうだよなあ、よく考えたら、ルビッチ+革命でつまらないわけがないじゃないか。最後の方に気付いたのだけれど、デュバリー夫人といえばベルバラとか『マリー・アントワネット』の中ではたいそう悪役のように描かれてたんだけれど、うわ、デュバリー夫人と思ってまた泣く。ほんとあんなひどい作品を作ってしまったソフィア・コッポラはもっとルビッチを見て勉強すべきだったなあ残念だ。シャンタレといえば今日映画上映後、偶然ハスミ先生の直後の小便器(というのだろうか)を使った。何かいいことがあればいいと思う。
そんなわけで悲劇の後には楽しい曲が聞きたいな。もちろんガールズポップ。じゃあ最近聞き続けているLucky Soulを。最高だなあ。かわいすぎる。日本来ないのかなあ。

やはりどうやらテスト期間にかぶりそうでフジは難しそうだなあ。すごくいきたかったのに。テスト期間が本決まりになってかぶってなかったらミクシイとかでチケット譲ってもらえたりしないだろうか。でもこないだ泊まりに行った家の友人のiTunesを見ると実は相当な音楽オタクだとわかって(というか僕の知らないアーティストばっかなんですけど)、彼とYou Say Party!We Say Die!とかLucky Soul最高だよね、とか話してたら、ピペッツ見たいよねって話になって、実はサマソニのチケット2枚あるんだけど行かない?と誘われたからいってこようかな。もうその期間は旅に出る気満々だったから迷うけど。でもピペッツ!
というわけで久々に出演アーティスト見てたら随分増えてるのね。フジに比べたら劣るけど悪くないなあ。1日目THE PIPETTES、THE LONG BLONDES、CSSLCD SOUNDSYSTEMDIGITALISMとか悪くないじゃない。めっちゃ踊れそう。まあ2日目正直微妙な気がするけど。うむむ。