garuboru2006-10-06

<映画>

a)こわれゆく女(ジョン・カサヴェテス)★★★★★

後輩とオールカラオケでミッシェルとかをひたすらシャウトして、家に帰って寝て起きたら高熱。なんとか『こわれゆく女』を見るものの、そのフィルムがあまりに生きて暴力的ではちきれんばかりにぶっ飛んでたので、狂気の映画体験。ぼくらがいくらシャウトしてもその暴力性は一瞬に過ぎず、撮影から40年たったこのフィルムは全く衰えることなく生き続ける。フィルムからジーナ・ローランズがいつ飛び出してくるかわからないので一瞬たりとも目が離せず。見終わった後、あまりの疲れのせいで意識が遠のいたのは熱のせいか映画のせいか。