映画

a)死という名の騎士(カレン・シャフナザーロフ)★
b)宇宙を夢見て(アレクセイ・ウチーチェリ)★★★

朝からシンガポールの授業。ようやく授業もこれで全部終わり。残るはテスト1、レポート1のみ。ただシンガポールの現地研修の幹事的ポジションを引き受けてしまった。もうこれ以上仕事とか増やしたくないのに…。これで幹事とか幹部とか5こぐらい兼任してる気がする。ううー。だって超可愛い子に「大地くん旅慣れてるから、やってほしいな」みたいに言われて断れる方がおかしいと思う。ちなみに彼氏持ち。
授業終わって急いでフィルムセンターへ向かう。まさかボリス・バルネットでもアブラム・ロームでもジガ・ヴェルトフでもあるまいし、混むわけがないと思ってたらほぼ満員。驚き。『宇宙を夢見て』がなんか凄い良かった、気がした。でも終わった後おじいちゃんたちがみんなつまんなかったって言ってた。でも俺はよかった。なんか泣いた。
そう、おじいちゃんたち。こいつが問題。映画は確かに彼らにとっては最高の娯楽だろうよ。フィルムセンターは天国だろうよ。でもさーどうなのと僕は思うわけ。だっていつもおじいちゃんたちが89割占めて、そんで満員になって入れない若者とかも出てきてる。それってどうなのよ。前に「映画の教室」ってのがあった。大学新入生とか向けにいわゆる超名作必見映画みたいなのを上映する素晴らしい企画。これでやったジャン・ルノワールに僕らはサークルの新入生とか連れてったのさ。そしたら満員。それもどうせおじいちゃんたちが8割以上占めてるんだろうなと思うとほんっとにえーってなる。MJも言ってたけど、こうゆう若者向けイベントくらいはおじいちゃんたちも自粛して欲しいよね、と。せめて映画の教室くらいはね。他はしょうがないとしても。映画の教室だけは入場料を一般500円、学生300円、60歳以上1000円とかにするのはどうだい。なんて憤ってみる。誰に言ってるわけでもないんですが。一応いっとくけど、僕はおじいちゃんおばあちゃんとか老人大好きですよ。
まあその後『宇宙を夢見て』で満足してしまったので、渋谷TSUTAYA寄って、半額で映画借りて帰って来ちゃったわけですが、家に着いた瞬間Fくんから「ニール・ヤングの『グリーン・デイル』、あまりの愚直さに感動しちゃいました。『アワーミュージック』を思い出しちゃいました。爆音かっこよすぎです。」的なメールが届く。そして爆音オールナイト行かなかったことに超後悔。うわー。そんな状況でブログ書いてます。

どうでもいいけど最近テレビが面白い。昨日の『ハウルの動く城』また泣いちゃったし、オールスターの藤川球児対小笠原も泣き笑いしたし。今日もポップジャムのライブで向井秀徳菊地成孔小西康陽となんとも楽しみなラインナップでライブがあるようだし。それを楽しみで自分の気持ちを誤魔化そう。あと最近BS2の深夜枠の映画が無茶苦茶渋い。さすが。アンリ・ジョルジュ・クルーゾーとかマックス・オフュルスとか。このままBS2には頑張って頂きたい。